吉川すみの北京アナウンス日誌

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北京の建物に義務付けられているもの

Linziさんが先日このブログに書き込みをして下さいました。
私も興味があったので、天才!建築家のおふくさんにメールで尋ねたところ
丁寧に答えてくれました。
多謝 ふくさん!


Q
中国語の先生は「北京の高層ビルは震度8に耐えられるように設計されており、
地下は防空壕としての機能を持たせるよう義務付けられてる」と言うのですが本当でしょうか?
ちなみに私の住むマンションの地下駐車場にはものすごい分厚い扉がついていて、
私はそれを洪水のときのためと思っていたのですが。。。
機会あれば確認調査していただけると嬉しいです。


A 友人 ふくさんが早速答えてくれました!

設計上の耐震強度が日本でいう震度8なのかどうかは知りません。
ですが、最近の建物はかなり丈夫に設計されているはずです。
面積あたりのコンクリートの量は日本以上かもしれないと思います。
(説明は省きますがゴツけりゃ良いってもんでもありませんが)。
日本の建物と同等、もしくはそれ以上に安全かどうかは、
設計・施工の考え方が全然違うので一概に比較できません。

防空壕の話は本当で、「人防」といいます。建物の規模が一定量を超えると設置が義務付けられます。
これは、災害よりも戦時下を想定したものだと思います。
上からの攻撃(ミサイル???)から守るような仕組みとなっており、
駐車場と兼ねる場合が多いです。
おっしゃっている扉は人防の入口のはずです。


へーーーーへーーーーー
そういえば以前住んでいたマンションの下にも巨大な駐車場がありました。
今住んでいる所にも地下室があり、なぜか卓球場になっています。

日本にもこういう義務があるの?と尋ねると、聞いたことはないそうです。

中国の不思議、だわぁ


※北京で活躍する建築家 ふくさんのブログです。
 文章にキレがあって面白いですよ。
http://www.03-x.com/daruma-t/

504937976_134.jpg 先日食べたインドカレー 美味。
北京のナンドーグーシャンに出来た印度カレー屋さんはお薦めです。
因みにふくさんの作るカレーは相当美味 ら・し・い!

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コメント

おお~、感激です!
早速調べてくださってありがとうございました!

>最近の建物はかなり丈夫に設計されているはずです。

専門家のこのようなお言葉がどんなに心強いことでしょう!もちろんこの国ですから、「でも何でもありえる」ことは承知の上で・・・^^;

「人防」というのですか。先日前門近くの毛沢東の遺産、対ソ防空壕という観光施設「地下城」を見に行ってすごいと思ったのですが、今でもそういう思考は残ってるのですね。
スイスでも個人宅地下の防空壕を見せてもらったことがあります。日本じゃ思ってもみないことが、海外だと色々あるものですね。

その取材力、今後も楽しい記事を大いに期待してます!

linziさん

いえいえ~
確かに言われてみると
地下に駐車場あるところ多いですよね!地下掘るとお金多くかかるでしょうに・・・

私も勉強になりました
ありがとうございました

事後承諾で申し訳ないのですが、この記事をリンクさせていただきました。
ご都合悪ければお知らせください。

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