吉川すみの北京アナウンス日誌

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泉京鹿さん翻訳「さよなら、ビビアン」  ~土とコンクリート~

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北京在住の翻訳家・泉京鹿さんの翻訳第6作目「さよなら、ビビアン」、
とっても切ないお話で、一晩で一気に読みました。


舞台は主に上海が中心。速度の速い、厳しい競争社会で自分探しをする男女の姿が描かれています。ネット恋愛、ブラックコーヒー・・・etc新しい要素が盛り込まれ、ぐいぐいと引き込まれていきます。


それにしてもなぜ主人公はそれぞれ、そんなに寂しい心を持っているのか?

土とコンクリートの違いでしょうか?

北京にいると、そんな「切なさ」を余り感じません。
何かに追い立てられるような雰囲気もなく、特に市の中心部は建物高さ制限があり、高層ビルが迫ってくるという感覚もありません。現在建築中のビルも、上海に比べ「どうだ 偉いだろう」といった雰囲気の存在感のあるものが多いように感じます。とはいっても北京でも若者の自殺などは起こっているのですが。

じゃんすさんとも「周りの北京人と小説に登場する上海の男女は違いが余りに大きいよね」、と話をしました。そもそも、私の周りでコーヒーを朝から晩まで、しかもブラックで飲む人はいません。白湯をのんでます。←胃にやさしいとされる。


この小説は短編集ですが、私は「ナンナン」と「痛み」という章が好きです。
最後は えっ!?  という展開です。。


それにしても泉さんは凄いですね。
以前の「水煮三国志」などもとても読みやすく面白い作品です。
全く異なった作風で翻訳をするのも大変な苦労があったと思います。


※ さよなら、ビビアンアニー・ベイビー (本名・励捷)・著、 泉京鹿・訳、
 小学館、 1500円+税

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コメント

面白そうですね♪

中国事情に疎い私でも大丈夫かな?

私は中国の歌が好きです。

蔡依林や馬天宇とか。

文学はまだ難しいかも(汗)

蔡依林 かわいいですよね
私もコンダートDVDなど持っています。

文学というよりもよみやすいエッセイのような感じです。
村上春樹の影響をうけている・・・そうな^^

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