吉川すみの北京アナウンス日誌

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TOKOTOKO11月号は「好奇心主義」

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※許可を得て掲載しています。

北京の情報誌TOKOTOKOでの連載。
今回はトップインタビューの代わりに、「やまとなでしこの好奇心主義」というコーナーで
先日訪れた少林寺について書かせてもらいました。(コーナーは「書きたいものがある時、自由にどうぞ」と心の広い編集長が用意してくれたもので、これまでアート、希望工程、退職後に留学生活を送る方のインタ等々を取り上げましたー)
写真も私が撮ったんですー ここを強調したい。いや別にしなくてもいいけど。


●以下長いので、お時間のある方はどうぞ。
 カットして載せているので文の流れがおかしいかもしれませんが、ま 気にせずに。


10月16日から19日,河南省鄭州市で「第2回世界伝統武術フェスティバル」が行われた。
2年に1度行われる大会には、世界66の国と地域から1900人の選手や関係者が集まり、
日本からは海外から最多となる120名が参加した。
今回は、禅宗と中国武術の総本山・嵩山少林寺で行われた大会の模様とともに、
武術を通した日中交流の現場をリポートする。

● 圧巻の2万人パフォーマンス  中国武術人気の背景は?
 午前10時、勇ましい音楽とともに中国中央テレビがヘリコプターを飛ばし生中継を行うなど
盛大な少林寺歓迎式典が始まった。参加したのは4~18歳までの生徒達、その数は2万人にのぼる。
最近の武術人気の高まりとともに、夏休みに子弟を少林寺の短期武術コースに入れる親も増えているという。
その背景には卒業後の将来が有望であるということ、社会の需要が大きいことが挙げられる。生徒の多くは卒業後、警察官やガードマンとして北京などの大都市で職を得たり、成績優秀な者は教官として国内外で指導を行っている。またごく一部ではあるが映画の分野で活躍している人もいる。もちろん中国伝統武術の奥深さ、魅力を生徒自身が感じているからこそ、厳しい鍛錬を乗り越えていく事が出来るのでしょう」。とは国際武術連盟、村岡理事のお言葉。


●北京オリンピック開幕式  実現するか1000人太極拳
日中の交流促進にも大きな役割を果たしている中国武術は、近年日本やアジア諸国だけでなく、世界中で広がりをみせている。競技の国際化も進んでおり、今年12月カタールのドーハで開かれる4年に1度のスポーツの祭典「アジア競技大会」では、中国武術が1990年の北京大会以来5大会連続で正式種目として行われる。
 また、2008年北京オリンピックの正式種目化を目指し、国際武術連盟はこれまでIOC国際オリンピック委員会に積極的な働きかけを行ってきたが、五輪種目縮小という大きな流れの中で、残念ながら今回は不可能という結論が下された。連盟は「北京オリンピック開幕式で太極拳を実施することができないか、その際日本を含む多国籍で出来ないか」と引き続き働きかけを行っており、手ごたえを感じているという。
2年後には、日本も含む1000人規模の太極拳がここ北京の地で見られるかもしれない。


 北京に来たばかりの2004年、私自身も半年ほど「南拳」を習っていた。「気」を体に溜めながら一つ一つ丁寧に動作を行っていくと、動作はゆっくりでも終わった後に大量の汗をかいていた。「本当に奥が深い」と感じたものだが、最近はすっかりご無沙汰だ。まずは毎朝公園で太極拳をしているグループに混じり見よう見まねで始めてみれば、もう一歩奥深く、中国に入っていく事ができるかもしれない。


※中国武術
中国に起源を持つ武術の総称。起源は数千年前に遡り、黄河流域で始まったとされる。その後14~20世紀初めにかけ発達し,現在400以上の技、流派が存在する。また、中国武術を指す言葉としてお馴染みの「カンフー」という名前は、訓練の蓄積をあらわす「功夫」の広東語ピンインが海外で英語読みされ、中国武術そのものの意味に転じたといわれる。
競技としての武術には大きく2種類あり、一定のルールのもと相手と格闘し勝負を決める「対抗性」競技と,一定の動作を単独で演武しその技術を評価する「演武」競技が行われている。国際大会等においては,主に「太極拳」,両脚を踏ん張り両腕を力強く使う「南拳」,槍やこん棒などを使った「長拳」が主に行われている。


読んでくださった方、お疲れ様でした。おやすみなさーい。
昨日の最高10度、最低マイナス1度だった寒い北京より。

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